世界初の有機蓄光材料=レアメタル不要で安価—九州大
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001 2017/10/03(火) 12:12:45 ID:kA4Jdw7CmI
九州大の研究チームは、高価なレアメタルを使用せず、2種類の有機物を混ぜ合わせるだけで製造できる世界初の蓄光材料を開発し、3日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
太陽光や照明の光を蓄え、夜間や停電時などに長時間発光する蓄光材料は誘導灯などに広く使われているが、製造にはユーロピウムなどのレアメタルが不可欠。高温で処理後、粉砕して使うなど製造過程も複雑で、コスト的にも難点があった。
九州大最先端有機光エレクトロニクス研究センターの嘉部量太助教らによると、光を吸収すると電子を放出する「ドナー材料」と、電子を受け取る「アクセプター材料」を1対99の割合で混合すると、アクセプター材料に受け渡された電子が、時間をかけて少しずつドナー材料に戻る際に発光し、蓄光材料として使えることが分かった。
2種類の有機化合物は既存のもので、溶剤に溶かして塗布するなど加工も容易だといい、将来的には1キロ数万円する無機蓄光材料の10分の1程度の価格を目指すという。
発光強度は無機材料の10分の1ほどで、蓄光後30分〜1時間発光できる。嘉部助教は「発光強度改善のめどは立っている。現在はレアメタルの制限で蓄光材料の用途は限られているが、有機材料で新しい用途を開ける」と話している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171003-00000001-jij-sct...
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002 2017/10/03(火) 12:38:23 ID:s4RbXl47dI
003 2017/10/04(水) 10:22:04 ID:RjWr0X57Cg
004 2017/10/05(木) 00:17:23 ID:3XxITorvfU
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