テスラの「ヴァーチャル発電所」でオーストラリアを救え ──世界最大の分散型電力システムは実現できるか──


▼ページ最下部
001 2018/02/24(土) 12:23:36 ID:RDmrdT07..
テスラのソーラーパネルとバッテリーを利用した世界最大規模の「ヴァーチャル発電所」が、オーストラリア
に“建設”されることになった。50,000戸の屋根にソーラーパネルを設置して余剰電力を送電網に送ること
で、まるで巨大な発電所のように機能させる試みだ。この壮大なプロジェクトは、オーストラリア名物でもあ
る「停電」を解消できるのか。

テスラがオーストラリアに世界最大の「ヴァーチャル発電所」を“建設”することになった。少なくとも
50,000戸に5kWのソーラーパネルとバッテリー「Tesla Powerwall 2」を供給し、屋根に設置してもらうも
のだ。エネルギーの余剰分はテスラの設備へと送られる。そのため、この分散した発電設備のネットワーク
は、“ヴァーチャル”で、大きな発電所のような設備といえる。

このプロジェクトにより、オーストラリアは地域に重くのしかかる主要な問題のうち、2つを解決できるだろ
う。頻発する停電と、化石燃料に依存した発電だ。オーストラリアの電力は現在、63パーセントを石炭に由
来している。これに対して政府は2020年までに再生可能エネルギーの割合を33パーセントに引き上げようと
いうプロジェクトを推進している。

オーストラリアでは、電力の安定供給は170万人にとっての課題だ。17年には南オーストラリア州で嵐による
停電が発生した。同州は5億オーストラリアドル(約423億円)を投資して事態の改善に取り組んでいる。
テスラとの協力により、さらなる進展を期待する。

バッテリーを備えた分散型の電力ネットワークの利点は、停電を減らして電力価格を安定させられることにあ
る(オーストラリアの電力価格は目まぐるしく乱高下するとして有名だ)。今回のプロジェクトはまず1,100
戸の住居を対象とし、次第に拡大される予定だ。

初期投資も含め、市民の金銭的負担は一切ない。政府が特別基金による前払いでバッテリーとパネルの設置費
用を負担し、その後はすべて電力販売でまかなう。政府の推計によると、プロジェクトへ参加した家庭は電気
代を最大30パーセント節約することができるという。

オーストラリア政府は17年11月、すでにテスラの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスクとの提携
を開始していた。南オーストラリア州の州都アデレードから30kmにある小都市、ジェームズタウンに100メ
ガワットの巨大リチウムバッテリーを設置。電気の供給が途切れがちなピーク時間帯でも、3万戸の家庭へ電
力を供給した実績…以下ソース

https://wired.jp/2018/02/23/virtual-power-plant...

返信する

002 2018/02/24(土) 14:09:04 ID:1NO4xCPl2.
メンテナンスを全く考えない人ってアレだな・・・

返信する

003 2018/02/24(土) 16:35:54 ID:58Q6syp7u2
>>2
教えてあげたら大金持ちになれるぞ

返信する

004 2018/02/24(土) 18:35:05 ID:RDmrdT07..
テスラのスマートグリッドの肝になってるのはバッテリー
これにはEVで培われたバッテリー(モジュール)技術が活用できる
しかもスマートグリッド向けバッテリーも生産することによる量産効果で
EV・スマートグリッド向け両方のバッテリー製造コストを引き下げられる
EVのコストの大半を占めるバッテリーの製造コストを下げることは、EVの価格競争力にガチで直結する
ちなみにテスラはソーラーシティという企業を2年前に買収してるからソーラーパネルは自前(だから安い)

とまあごちゃごちゃ書いたが、要するにこういうことだ
「スマートグリッドをやればやるほどテスラのEVが安くなる」

返信する

005 2018/02/24(土) 22:03:56 ID:QQ4CvqjoLo
広大な土地、莫大な資源、それなのに外国企業にエネルギーを支配させるのか

返信する

006 2018/02/25(日) 03:04:43 ID:Ifc/SycFy2
>17年には南オーストラリア州で嵐による停電が発生した

素晴らしいフラグが立ってるなw

返信する


▲ページ最上部

ログサイズ:8 KB 有効レス数:11 削除レス数:1





ニュースIT・科学掲示板に戻る 全部 次100 最新50

スレッドタイトル:テスラの「ヴァーチャル発電所」でオーストラリアを救え

レス投稿

未ログイン (ログイン

↑画像ファイル(jpg,gif,png)