iPSから人の生殖細胞=発生の仕組み、解明に期待—京大


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001 2015/07/17(金) 20:15:06 ID:324iau311w
 人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、精子や卵子のもとになる始原生殖細胞を作製することに成功したと、京都大の斎藤通紀教授らの研究グループが発表した。
人の始原生殖細胞の発生過程はほとんど分かっておらず、メカニズムの解明につながると期待される。論文は17日付の米科学誌セル・ステムセル(電子版)に掲載さ
れた。
 研究グループは、マウスのiPS細胞から作った始原生殖細胞を精子や卵子に分化させ、人工授精に成功していたが、人の始原生殖細胞は作製が難しいと考えられていた。
 今回は人のiPS細胞を、マウスの始原生殖細胞作製で重要な役割を持つ二つの遺伝子が発現すると赤と緑に光るよう加工。その細胞を薬品などで刺激して初期中胚葉
と呼ばれる状態に育てた後、マウスのときと同じ手法で培養すると、約60%の細胞が光り、人やカニクイザルの始原生殖細胞と似た遺伝子パターンを示した。光らせる
加工をせず、細胞表面のたんぱく質で選別することにも成功した。
 日本では、iPS細胞などから生殖細胞を作るには文部科学相への届け出などが必要。京大は届け出済みで、精子や卵子の作製は可能だが、受精は禁止されている。
 英ケンブリッジ大などのグループは昨年12月、人のiPS細胞などから始原生殖細胞を作製したと発表したが、斎藤教授は「効率性と安定性は今回の手法の方が高い」
と話している。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150717-00000015-jij-sct...

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