仕事で頭は良くなるか？ コアスキルと認知能力

仕事はストレスと疲れをもたらすことが多いが、仕事をすることで頭が良くなることはあり得るのだろうか。

その可能性はなくはない。神経科学者による新たな研究によると、特定のメンタルスキルを鍛えることで、情報を処理したり、
問題を解決したりする脳の能力が向上する。仕事でこれらのスキルを鍛えることが、認知能力の向上につながる可能性もあると
専門家は指摘する。

ただし、単に机に向かっているだけではだめだ。第一線の研究者で、脳の可塑性を実際にどう生かすかに関する著書「Soft-
Wired」を持つマイケル・メルゼニッチ博士によると、脳を鍛え続けるためには、課題と刺激に直面し、段階的により困難なタ
スクに取り組み、インセンティブとして報酬を得る必要があるという。
　　〈中略〉
最近は、特定の職業で必要とされる特定の認知能力についての解明が始まっている。多くは練習することで向上し得る能力だ。
テキサス大学とイリノイ大学のチームが行った2014年の研究によると、雑念を排除し、仕事に集中して、事実を解釈する訓練
を成人に行ったところ、抽象的な推理力と注意をコントロールする力を調べる試験の成績が良くなった。

この研究は、どの仕事がこうした能力を使うかに言及していない。しかし、テキサス・クリスチャン大学のウィリアム・ベッ
カー助教（経営学）らによる今年の研究によると、企業幹部やマネジャーは日常的に雑念を排除して、推理と問題解決のスキル
を発揮しなければならない。それは救急医療隊員や救急救命士も同様で、苦しんでいる人が複数いても最も差し迫った負傷にの
み集中する必要があるからだという。同助教は、特定の認知能力を仕事と関連づけることが、人材の適材適所につながると考え
ている。
　　〈中略〉
メルゼニッチ博士によると、これらのコアな職業スキルを必要とする仕事に懸命に取り組むと、認知能力が向上する可能性があ
る。ただし、それは適切な仕事に適切に関与する場合に限るという。「その仕事が本人にとって重要であり、本人がそれに打ち
込むことが必要だ。さらに報酬とフィードバックが明確で、本人にとって価値あるものでないといけない」

だが仕事で伸び悩む人は少なくないと同博士は指摘する。「われわれは仕事をマスターする初期の段階では全てを覚えようと努
力するが、『得意になった』という状態になると、進歩が止まる。そして後ろに滑り落ちる」

http://jp.wsj.com/articles/SB1227057739662505362...

スレ画「勝って兜の○○○○よ」

返信する

緒でしねよ

返信する

お仕置きよ

返信する