白黒模様が赤色に、脳活動操る実験が成功 米誌で発表
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001 2016/07/11(月) 21:07:27 ID:q3xa4WZ9LU
人間の脳の活動を訓練で操ることで白黒模様を見ても赤く見える。こんな実験に脳情報通信融合研究センター(大阪府吹田市)などのグループが成功した。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの治療に応用できる可能性がある。米科学誌カレントバイオロジー電子版に1日発表する。
センターの天野薫主任研究員(神経科学)らは、成人の男女12人が画面に映る赤や黒などのしま模様を見た時、脳がどう反応するかを機能的磁気共鳴断層撮影
(fMRI)などで記録。次に3日間、白黒の縦じまと白黒の小さい丸を画面で繰り返し見せた。参加者には知らせず、赤を見たのと同じ脳活動をfMRIが観測した
時に限り、連動する画面上で丸が大きくなるよう設定。参加者に「丸を大きくしてほしい」と指示し、頭でいろいろ思い浮かべてもらった。
その結果、白黒の縦じまを1人20回ずつ見せると、実際は赤くないのに赤みがかって見えたとの回答が約7割にのぼった。5カ月後でもほぼ同様だった。
梅干しを見るとつばが出る現象をはじめ、海馬など脳の高次部分が、異なる情報同士を結びつけることは知られている。天野さんは「今回、基本的な情報処理を
している脳の領域でも、情報同士を結びつけられることがわかった」と話す。
http://www.asahi.com/articles/ASJ6Z3RD6J6ZPLBJ001.h...
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