CO2から簡単にエタノールを生成する方法が偶然みつかる
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001 2016/10/19(水) 21:10:40 ID:Ke1A91GyKs
米テネシー州のオークリッジ国立研究所の研究者が、意図せずして二酸化炭素(CO2)から非常に簡単にエタノールを生成する方法を発見したと発表しました。これまでは藻や光触媒などを利用する方法がありましたが、新しい方法ではナノサイズの銅とカーボン、窒素を用いる常温の反応だけでエタノールを作り出せます。
The journal ChemistrySelectに掲載された論文を超絶にざっくりと説明すると、その技術はシリコンの上に配置したナノサイズの銅と炭素に、ドーパントとなる窒素とわずかな電圧を供給するだけでCO2を溶かし込んだ水を63%という効率でエタノールに変換する連鎖反応を引き起こすことができるとのこと。
研究者らは燃焼で生じるCO2を分解する方法を調べていたものの、偶然にもエタノールが生成できたことに「とても意外だった」と述べています。
この反応は常温で起こるうえ反応促進のための副反応が小さく、非常に純度の高いエタノールが得られるため、そのままアルコール燃料として利用したりちょっとガソリンを混ぜてフレックス燃料仕様の自動車を走らせたりできます。
さらにこの反応に使う電力エネルギーを太陽光発電で供給すれば、その場で消費するかバッテリーに蓄えておくぐらい(または売電)しかできなかったエネルギーを液体燃料として保管・運搬できるようになります。そしてエタノールの燃焼で発生するCO2はふたたびエタノールに戻せるため、大きく拡げて考えればこのサイクルは実質的にCO2排出量ゼロと言うこともできそうです。
研究者らは今後もこの技術の研究を深め、より効率的に変換可能となるよう改善したいとしています。願わくば早い時期に実用化まで漕ぎつけてほしいものです。
http://japanese.engadget.com/2016/10/18/co2...
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003 2016/10/19(水) 21:30:59 ID:IMWl./ynMU
004 2016/10/19(水) 21:44:31 ID:O0CxNDYyUA
>CO2を溶かし込んだ水を
空気中の二酸化炭素ではなく
水に溶かし込む必要があるんだよな
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005 2016/10/19(水) 22:08:22 ID:FplfHAotFc
006 2016/10/19(水) 22:14:13 ID:IMWl./ynMU
純粋なエタノールの水割りで酔うことはできるが、うまくはないのではないか
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007 2016/10/19(水) 23:04:58 ID:w8ryg9L9bQ
008 2016/10/19(水) 23:38:52 ID:IMWl./ynMU
吉野杉やオークなどが酒樽として重用されるのは、醸造アルコールに風味が加わるから。
単なる高純度エタノールの入ったシリコン酒樽では味気ない。
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009 2016/10/19(水) 23:57:48 ID:10ZjgJ8zO6
炭化水素をいかに簡単に作れるかは、
石油社会化した人類の最大の課題。
でも石油メジャーや電力会社が特許を買って幽閉するだろうな。
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010 2016/10/20(木) 00:05:58 ID:SjXRBQxW/w
誤解しないほうがよいのは、原理的に
「CO2からエタノールを生成するエネルギーよりも、生成されたエタノールを燃焼させて得られるエネルギーのほうが小さい」
ということ。
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