「フォースの乱れ」で侵入者を検知するセンサー、市販開始 壁の向こうもお見通し

セキュリティーシステムは目の前にあるものだけを守るのが普通だった。

一部のシステムは、すべてのドアと窓にセンサーを取りつける必要があり、モーション探知装置を各室に置くタイプ
もある。自作セキュリティーシステムの多くはライブカメラに頼っているが、その不気味な副作用として、あなたの
家族の日常生活がまさにリアリティー番組と化してしまう。さあ、ロシアのハッカーに向かってほほ笑んでみよう！

しかし今度のテクノロジーはカメラを使わず、壁を「透視」して、あなたの家を隅々まで見張ると言ったらどうだろ
う？これが可能なのは、研究者がわれわれを取り巻く目に見えない電波の乱れを測定する方法を発見したからだ。
あなたのWi-Fiは「目」を持てるようになった。

幻覚だと思われるかもしれないが、これは本当の話で、実際に機能する。電波を使った検知システムで初の市販品
「Aura（オーラ）」がそれだ。価格は500ドル（約5万7000円）。筆者は複数の異なる場所で試してみた。価格は
高く、家の全体または全てのセキュリティー環境をカバーすることはできない。しかしちょっとした安心を買うため
の、より簡単であまり圧迫感のない方法として大きな期待を抱かせるものだ。

ただし、使い方を誤れば、ぞっとする事態になりかねないテクノロジーの一面も垣間見える。

◆「乱れを感じる」装置

オーラは、月額料金を払って専門会社に機器の設置や監視を任せるホームセキュリティーではない。多くの人々はこ
うした伝統的システムに信頼を置いている。しかし、スマートホームの最新技術により、セキュリティーを自分で管
理することがかつてないほど現実的になった。そうなれば価格が一段と下がる可能性があるほか、スマートフォン中
心に機能する世界にもなじみやすい。

われわれが好むと好まざるとに関わらず、電波は家じゅうに満ちている。それは水面に立つさざ波に似ており、壁を
通り抜けて流れ、かなり規則的なパターンで飛び回る——何かが（あるいは何者かが）その流れを妨げるまでは。
オーラは家の中の電波をスキャンすることで、文字通り「フォースの乱れを感じる」のだ（映画「スターウォーズ」
の例えをお許しいただきたい）。

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これを体験するため、筆者はわが家に侵入を試みた。人目につかない窓をよじ登ろうとした瞬間、オーラのセンサー
が筆者をキャッチした。アプリ上で見ると、地震発生時に地震計が示す波形さながらに、筆者の動きは一目瞭然だっ
た。動きを止めると、波形も平たくなった。そろりそろりと四つんばいで忍び込んでも、きちんと表示された。

何年もかけて研究チームが開発したこの技術は、一対のセンサーだけで多層階住宅のある程度の広さをカバーすると
いう点で、従来のモーションセンサーに勝る。また、これを製造するコグニティブ・システムズ社は、どのような電
波の乱れが「侵入者」を示すかを解き明かし、回っている扇風機やうろつくペット、水をやり忘れた室内植物から
葉っぱが落ちるのと区別できるようにした。

◆使い方は簡単

設置方法はいたって簡単。家のどこかの隅にティッシュ箱の大きさの「ハブ」を置き、別の隅にはチョコレートバー
ほどのサイズの「センサー」を置き、双方をコンセントにつなぐ。これでオーラは、両者の間のフットボール型の空
間を絶えず測定する。設置場所はきわめて重要だ。住宅はときに奇妙な形状をしているし、オーラは明らかに空間外
の動きは拾わない。

通常のシステム同様、スマートフォンから起動できる。もしくはスマホを所持する家族の出入りをチェックし、留守
になったら自動でシステムが作動するという設定も可能だ。

作動中にオーラが動きを検知した場合、警報を鳴らしたり、あなたのスマホに警告を送ったり、スマートホーム機能
を使って次の何かを始動させる（照明を点灯させる、セキュリティーカメラを起動させるなど）こともできる。

以下ソース
http://jp.wsj.com/articles/SB1177179238344407447...

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猫や犬・ゴキブリのフォースは？
やっぱり蜘蛛？簡単やん、お金要らん。

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霊現象の調査に使えそうだね

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>>4
やっぱり、存在しない物の調査なんてのは、出来ないんじゃない？

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