ハダカデバネズミ 酸素なくても18分間生存、後遺症なし


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001 2017/05/14(日) 12:06:15 ID:TrhkN5UWOQ
東アフリカに生息するハダカデバネズミというネズミの仲間は、酸素がなくなっても体内のエネルギー供給の仕組
みを切り替えて、18分間生存できる——。ドイツなどの研究チームがこのほど、米科学誌サイエンスにそんな研
究結果を発表した。

ハダカデバネズミについてはこれまでの研究から、体温が低く、がんや痛みに対する耐性を持ち、普通のネズミの
10倍もの寿命を持つことが分かっている。

野生のハダカデバネズミは、地下の狭い巣穴に200匹ほどが集まって集団で生息する。このため研究チームで
は、どの程度まで酸素が少ない環境に耐えられるか調べる目的で、まず酸素濃度5%の環境で実験を行った。

人間の場合、酸素濃度が10%を切れば死亡する。しかしハダカデバネズミは酸素濃度5%の環境に数時間置かれ
ても、ほとんど影響は表れなかった。

そこで次は酸素濃度をゼロにしたところ、ハダカデバネズミはすぐに動きを止めて昏睡(こんすい)のような状態
になり、18分間生き続けた。再び酸素を注入するとすぐに回復し、長期的なダメージは一切なかったという。

この間のデータを解析した結果、ハダカデバネズミは酸素を必要とするブドウ糖を使った代謝系から、酸素を必要
としない果糖を使った代謝系に切り替えて、脳や心臓といった臓器の細胞が生きるために必要なエネルギーを供給
し続けていたことが分かった。

研究チームによると、ハダカデバネズミは遺伝子的には普通のネズミとよく似ており、人間と全く異なるというこ
ともないという。

https://www.cnn.co.jp/special/biodiversity/35100615....

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017 2017/05/16(火) 23:59:01 ID:3u2ELuSdL6
新世界より

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