NASA=アメリカ航空宇宙局は、宇宙望遠鏡の観測データを人工知能に学習させて解析したところ、
未知の惑星が見つかったと発表しました。今後の観測に人工知能を活用できると期待しています。
惑星は、地球のようにみずからは光を放たないため、太陽のように光を放つ恒星の前を横切った際に光
が弱まることから、その存在がようやくわかります。このため、遠くにある惑星の特定は、宇宙にある
ほかの星の光が混じるなどの理由で難しいとされてきました。
NASAは、新しい惑星を見つけ出そうと、大手IT企業グーグルが開発した人工知能に、宇宙望遠鏡
で観測した星の光のデータを学習させて惑星があるかどうかを解析させました。その結果、地球から
2545光年離れたケプラー90という恒星の周りで、これまで全く知られていなかった惑星が見つ
かったということです。
新たに見つかった惑星は、14日半ほどで恒星の周りを回っていて、表面温度は400度を超え、生命
を育むことができる環境ではないということです。「ケプラー90」には、すでに7つの惑星があるこ
とが知られていて、今回の発見で惑星の数は8つとなり、太陽系と並んで最も多いということです。
NASAの担当者は「人工知能は人間が処理しきれない膨大なデータから本物の惑星を見つけ出してく
れる」と未知の惑星のさらなる発見に期待…以下ソース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171215/k1001125978...
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