糖尿病の膵島移植の画期的な方法を開発 課題をすべて克服し安全


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001 2018/03/19(月) 12:23:01 ID:b7/ukP347M
 福岡大学と理化学研究所は、画期的な膵島細胞移植の方法を開発したと発表した。膵島を「鼠蹊部」の皮下脂肪組織に移植するというもので、従来の移植法の課題をすべて克服する画期的な方法だという。

 1型糖尿病の日本での年間発症率は10万人あたり1〜2人。ほとんどの1型糖尿病患者は生涯にわたりインスリンの毎日数回の自己注射、またはインスリンポンプによる投与を続けており、糖尿病患者の99%を占める2型糖尿病とは原因も治療の考え方も異なる。
 インスリン注射から解放される方法のひとつとして注目されているのが、インスリンを作る膵島細胞を糖尿病患者の肝臓内に移植する「膵島細胞移植」だ。世界では、2000年から2016年まで約1,000例の膵島細胞移植が行われている。
 しかし、肝臓内移植膵島は免疫抑制剤を使用しても、移植後数時間で起こる早期拒絶反応によって、移植した膵島細胞が破壊されるため、1人から採取した膵島細胞すべてを移植しても治療効果は得られず、2〜3回の移植、すなわち2〜3人から採取した膵島細胞を1人に移植しないと治療効果が得られない。
 さらには、個々の膵島の大きさが直径平均0.2mmと小さく、移植後は肝臓内に散在するために、超音波や、X線を利用するCTではみつからず、拒絶反応の診断ができない。そのため、問題が起こった時に取り出せないといった課題がある。
 福岡大学と理化学研究所の研究グループは、膵島移植後の早期拒絶反応のメカニズム、ならびにコントロール法を明らかにしてきたが、今回の研究で、肝臓内膵島移植の課題をすべて解決する画期的な「膵島皮下脂肪組織内移植法」を開発した。
 今回の研究は、福岡大学基盤研究機関膵島研究所(安波洋一教授)と理化学研究所統合生命医科学研究センター免疫制御戦略研究グループ(谷口克グループディレクター)の共同研究による成果だ。
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2018/027863.ph...

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002 2018/03/19(月) 13:16:45 ID:RgVbG4rPWk
iPS細胞で作る方法が出来ればいいのにね

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003 2018/03/25(日) 21:37:54 ID:0T6vMSaJ/6
10万人に1人の一型糖尿な俺が通りますよ

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