伝統的な習い事の中の一つとして、数字に強くなるそろばんは気になる存在だ。ここではそのニューウェーブであるそろばんの進化形『そろタッチ』を紹介しよう。
■子どもたちが数字を好きになるそろタッチの秘密はどこにある?
時間になると小学校低学年の子どもたちが続々と教室に入ってくる。習っているのは幼稚園年長さんからの子どもたちだ。それぞれ机の上に置かれたiPadを操作し、自分の名前でログインしていく。
子どもの頃に見たそろばんのイメージは、先生が数字を読み上げ子どもたちがパチパチとそろばんを弾いていくというものだった。しかし、『そろタッチ』ではそろばんを使わず、代わりに開発されたアプリを iPad 上で操作していく。
最初に始まったのは前回の授業からの一週間に、 自宅で学習した成果の発表会だ。反復練習が重要な「そろタッチ」では週に一回の授業で学ぶというよりも、勉強の成果を発表する場としての意味が大きいという。
勉強の成果に応じて、花丸やバッジをもらったり、 世界地図を模した進行スケジュールを進めていく。子供たちのモチベーションを高めるための仕組みが数多く用意されていた。
先生の説明や表彰が終わると子どもたちはiPadに向かい始める。生徒それぞれのレベルに合った課題を黙々と解いていく。初めて来た年長の女の子は、まずは『そろタッチ』の使い方から。画面に表示される珠をタッチして、数字をイメージ化するトレーニングを進めていく。すでに数年間通っている小学生の女の子はすごかった。
iPadの画面上にはすでに珠は表示されておらず、4桁や5桁の掛け算や割り算が表示される。その子は両手の指を空中で動かしながら、頭の中にある珠を弾き、その高度な四則計算を次々に解いていく。『そろタッチ』による暗算力の高さをまざまざと見せてくれた。
算数嫌いになるタイミングの1つにかけ算がある。また、桁数の多い足し算引き算は大人になっても苦手な人も多い。しかし『そろタッチ』を経験することで数字を怖がらなくなり、四則計算が得意になる。それだけでも子どもたちの可能性は大きく広がるのだ。では、『そろタッチ』の秘密を詳しく見ていこう。
新暗算学習法『そろタッチ』はこうやって学ぶ
そろばんから生まれた『そろタッチ』はそろばんのように画面上で珠を弾く(タッチする)ところから学習がスタートする。スムーズに珠がタッチできるようになったら、次は珠の位置がほとんど見えないモードでタッチに挑戦。そうして頭の中にイメージを作っていく。
以下ソース
https://www.digimonostation.jp/0000164771...
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