大災害時代 あなたに助けが来ないかもしれない…「トリアージ」


▼ページ最下部
001 2019/02/04(月) 21:28:24 ID:dB10IK3Gmc
あなたが災害にあって、救助を求めた時、消防隊員の人たちが「必ず助けに来てくれる」と思っていませんか?東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨、それに北海道地震。大規模な災害時、けがをしたり、孤立したりして消防に助けを求めても、「断られる」ケースが相次いでいます。その時、あなたはどうしますか。
(NHKスペシャル取材班・社会部記者 清木まりあ)

◆災害時の消防活動に優先順位必要 80%以上

私たちは、災害時に消防に助けを断られる事態が相次いでいることを知り、全国439の単独消防本部を対象にアンケートを行いました。

回答してくれたのは全体の84.3%にあたる370の消防本部。そこから浮かび上がったのは驚きの現実でした。

全体の80%以上が「大災害時の消防活動に優先順位をつける“トリアージ”が必要」と考えていたのです。それは私たちが大災害にあって救助を求めても、「消防は必ずしも助けに来ない」ということを意味していました。

◆消防の“トリアージ”って?

消防活動に優先順位をつける「トリアージ」とは、どういうものなのでしょうか。

「トリアージ」は、けがをした人などを治療する際、優先順位を決めるため、医療の現場で行われているのは皆さんもご存じだと思います。

一方、「消防活動のトリアージ」は、その前の段階で行われます。被災者を救助する前に、「どの現場を優先して活動するのか」選別するのです。アンケートからは、主に3つのトリアージが行われていることがわかりました。

●消防トリアージ(1)119番通報

複数の消防が行っていると答えたのが、119番通報の段階で「出動の求めを断る」トリアージです。

『地震で家具が倒れてけがをした』
『自宅が浸水して孤立した』

災害時、消防には多くの119番通報が寄せられますが、救急車などの数には限りがあります。

このため、緊急性が低いと判断した場合には、自力で病院に行ってもらったり、救助を待ってもらったりすることを勧めます。

返信する

002 2019/02/04(月) 21:30:33 ID:dB10IK3Gmc
●消防トリアージ(2)消火を優先

大規模災害時に最も優先すべき活動は「火災対応」としている消防が多く見られました。人命救助は警察や自衛隊にもできますが、消火活動ができるのは消防隊員だけです。

その原点は24年前の阪神・淡路大震災。住宅が密集する地域で大規模な火災が発生し、7000棟が全焼し、多くの人が亡くなりました。中には倒壊した家屋の中に閉じ込められていた人もいました。

「消火活動を優先しないと救える命も救えなくなる」

震災の教訓が、今も多くの消防に引き継がれているのです。

●消防トリアージ(3)現場で誰を優先し 助けるか

3つめが、同時多発的に建物が倒壊するなどして、救助の必要な人が多く居た場合、「現場で救助する人を選別」するトリアージです。

限られた消防隊員で多くの人の命を救うため、生存した状態で救出できる可能性が高いと判断した現場を優先する考え方です。これも阪神・淡路大震災の教訓をもとにしています。

震災では、多くの人が「私の家族がここに埋まっている」と現場にいる消防に助けを求めました。がれきに埋もれて姿が見えない状況でしたが、消防隊員の中には声かけに反応するなど、生存の可能性が高いと判断した現場を優先することで、多くの命を救うことができた人もいました。

◆消防トリアージ“命をめぐる過酷な決断”

1人でも多くの命を救うためにはトリアージが必要だが、その判断は非常に難しい…。

アンケートでは、こうした消防隊員の苦悩も書かれていました。特に、多くの消防隊員が不安に感じているのが、救助現場でのトリアージでした。「生存の可能性が低いと判断した現場は、活動せずに立ち去る」ことを示しているからです。

「医学的根拠が必要」
「誤った判断により救命できなかった場合、訴訟問題も懸念される」
「精神的負担が大きい」
「経験値が圧倒的に不足している」
「市民に理解してもらえない」

例えば、あなたの家族が建物の中に閉じ込められているとします。生存の可能性が低いと判断され、消防が救助してくれなかったら納得できるでしょうか。消防隊員は、現場で“過酷な決断”をしたうえで、残された家族に説明する必要があるのです。

以下ソース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190204/k1001180258...

返信する

003 2019/02/04(月) 21:39:15 ID:9YW8PH/XmQ
とりあーじ ビール!

返信する

004 2019/02/04(月) 23:37:27 ID:310.pX16sQ
日本って毎年何処かしらで大きな地震、台風、水害なんかの被害ってあるけど
仮に年間何処かしらで一回だとしても80年生きたとして80回
都道府県単位で考えても人生で平均二回くらいは経験する可能性はある
まだ40数年しか生きて居ないが車が浮く洪水と311はすでに経験した
とにかく自己防衛と備えしかないよね
家を建てる場所や階数、食料に限らず応急セットや暖をとれる物の備蓄、重量物を上げるジャッキなどなど
今は破傷風などの対応をどうするか考えている
災害時は他人や国、自治体には手を貸してくれたらラッキーくらいの感覚じゃないと
実際どんなに頼んでも助けてもらえない状況は受け入れるしかないんだし

返信する

005 2019/02/05(火) 00:12:25 ID:43mLvL0JK6
中韓国人が、タダだと思ってタクシー代わりに
使いまくるからな。

返信する

006 2019/02/05(火) 07:19:49 ID:9J8fOF4ayg
照り焼きソースバーガー「とり味」

返信する

007 2019/02/05(火) 08:54:23 ID:z4p05LPG1c
>「必ず助けに来てくれる」と思っていませんか?

いや、そんなクソ甘い事は思ってません。
道路が途絶したり、通報が出来なかったり、簡単にいくらでも「救助が来ない」事態は想定できます。
だからといって、自分(や身近な範囲)でやれることにも限界がありますし、大災害が起きたら「なるようにしかならない」と心構えを持っているだけです。
標準的な避難・防災用品は準備していますが、それを使えない状況だってあります。なるようにしかなりません。

返信する


▲ページ最上部

ログサイズ:8 KB 有効レス数:7 削除レス数:0





ニュースIT・科学掲示板に戻る 全部 次100 最新50

スレッドタイトル:大災害時代 あなたに助けが来ないかもしれない…「トリアージ」

レス投稿

未ログイン (ログイン

↑画像ファイル(jpg,gif,png)