ソフトウエア企業に変われない通信機器メーカーは壊滅する


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001 2019/02/25(月) 07:56:33 ID:18452nzoeo
 楽天が10月のサービス開始に向けて構築している携帯ネットワークは、現在、われわれが使っている第四世代の「LTE」より100倍速くて1000倍大容量の
第五世代移動通信システム(5G)に対応している。5Gの商用サービスが始まるまでは、そこにLTE(4G)のソフトウエアを乗せておき、準備ができた段階で
5Gのソフトウエアに切り替える。ソフトウエアだけで更新できるのでハードウエアの設備投資は必要ない。
完全仮想化で一日に何度でもアップデートが可能に

 三木谷氏が「通信の概念を根底から覆す」と言ったのは、まさにこの部分だ。これまでの通信ネットワークは機能の多くをハードウエアに依存している。
だから速度を上げたり容量を増やしたりするためには、ハードウエアを入れ替えなくてはならない。その度に何千億円という巨大な設備投資が必要になる。

 だが楽天が構築している「完全仮想化クラウドネットワーク」は、機能のほとんどをソフトウエアで処理する。ハードウエアについては、現在われわれが使っている
インターネットのデータセンターにある汎用サーバーでほとんど足りてしまう。現在の通信ネットワークはキャリアごとに専用のハードウエアを使っており、
NECや富士通など日本の通信機器メーカーはNTTドコモやKDDIのために専用の通信機器を作っている。これはオーダーメードで高くつく。
それが世界中のデータセンターで使われている汎用サーバーで済んでしまうとなれば、設備投資は数分の1、いや数十分の1になるだろう。
しかも、機能を向上させるためにハードウエアを入れ替える必要はない。ソフトエウアを載せ換えるだけだ。

使われているのは汎用サーバー。巨額のインフラは不要になる

 設備投資が安くなるだけではない。完全仮想化クラウドネットワークは、われわれユーザーにも計り知れない恩恵をもたらす。記者会見に加わった楽天モバイルネットワークの
タレック・アミン最高技術責任者(CTO)がこんな例え話をした。

「例えば、皆さんが利用しているインターネットの動画配信『Netflix』は、1日に1000回、ソフトウエアのアップデートを実施しています。品質を改良したりバグ(ソフトウエアの欠陥)
にパッチを貼ったり、利用者は気がつかないうちにサービスがどんどん良くなっているのです」

「インターネットの世界ではこうしたソフトウエアのアップデートはもはや当たり前のことで、楽天のサービスも日々、同じような改善されています。
しかし通信はハードウエアに依存しているため、これができない。楽天モバイルの完全仮想化クラウドネットワークは、Netflixと同じように1日に何度でもアップデートできるのです」

電電ファミリーに代表される通信機器メーカーは生き残れるか
http://news.livedoor.com/article/detail/16061093...

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015 2019/03/02(土) 20:20:40 ID:YUvyM0yInU
経営学修士だから、文系だよ。

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