星間物質は3万度超、ボイジャー2号が初の直接観測


▼ページ最下部
001 2019/11/09(土) 04:52:01 ID:5gxlDflsec
2018年11月、地球から遠く離れた宇宙の暗闇で、NASAの宇宙探査機ボイジャー2号が探査の大きな節目を迎えた。私たちの太陽圏を脱して、星間空間に到達したのだ。太陽圏の外に出た探査機は、ボイジャー1号に続いて2機目となる。

 その1周年を目前に控えた11月4日、学術誌「Nature Astronomy」に5本の論文が掲載された。これは、太陽圏と星間空間の境界付近のプラズマを直接観測した初めての報告だ。プラズマは電気を帯びた粒子で、太陽風はその流れである。また、1977年に打ち上げられたボイジャー2号は、いずれも巨大な氷の惑星である天王星と海王星に接近した唯一の探査機でもある。

姉妹機のボイジャー1号は、2012年に星間空間への到達を果たした。2機のデータを比較すると、星間空間に存在する粒子の密度など、共通する部分も多かったが、太陽圏を脱出するときの観測には興味深い違いもあり、銀河系(天の川銀河)内での太陽の動きについて新たな謎が深まった。

米カリフォルニア工科大学の物理学者でボイジャー計画の科学者エド・ストーン氏は、論文の公開に先立って開かれた記者会見で、「本当に素晴らしい旅でした」と語った。

また、米プリンストン大学の博士研究員で物理学者のジェイミー・ランキン氏も、「人類が星間空間にいると思うと、ぞくぞくします。すでにボイジャー1号が星間空間へ到達していますが、今回の到達はもっと重要です。2カ所の異なる場所にいる2機が、それぞれの場所で星間物質を比較できるからです」と付け加えた。なお、ランキン氏は今回の研究には関与していない。

■太陽圏は私たちを守る宇宙の「泡」

ボイジャー2号による最新の発見を理解するには、太陽が単なる火の玉ではないということを知っておくとよいだろう。

私たちの太陽は激しく燃えさかる核融合炉であり、時速約80万キロで銀河系の中心を周回している。

また、太陽の表面からは常にプラズマの太陽風が放出されている。この太陽風はいずれ恒星の間を漂う星間物質と衝突することになる。

星間物質は、遠い昔に恒星が爆発した名残で、油と水のように、太陽風と星間物質が混じり合うことはない。おかげで、両者がぶつかる部分に境界面ができる。太陽からはあらゆる方向に太陽風が放出されるため、全体としては泡のような状態になる。この内側が太陽圏、すなわち「ヘリオスフィア」で、その境界面は「ヘリオポーズ」と呼ばれる。

ボイジャーのデータによると、太陽からヘリオポーズまでの距離は、太陽の進行方向の最先端部で約150億キロ。そして太陽圏の泡は太陽と8個の惑星をすべて包み込み、私たちの繊細なDNAも含め、内部にあるもの全てを、銀河系からやってくる強力な銀河宇宙線から守っている。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/110600643/?P=...

返信する

002 2019/11/09(土) 07:47:16 ID:N1q5jBP7q6
想像し難い何か
原子力電池凄い
多数決演算ユニット凄い

返信する

003 2019/11/09(土) 09:31:35 ID:zPFyWLZVM.
宇宙毒電波か

返信する

004 2019/11/09(土) 09:55:18 ID:6q8C/iVDr.
なるほど、へリオスフィアに地球があるということか・・・!

返信する

005 2019/11/09(土) 20:53:05 ID:wRw7QxCPac
>>1
卵子に突入する精子っぽい

返信する

006 2019/11/10(日) 07:25:52 ID:J.sbrOPXDM
[YouTubeで再生]
これやね
太陽の公転運動ちゅうのは

返信する

007 2019/11/12(火) 03:22:53 ID:JRBVnY/uAQ
>>6
おぉ!こんなイメージなんだ。

単純な周回ではなく常に違う空間へと移動しているんだね。

そうなると星の位置とかすこしずつ見え方も変わりそうだけど
それを説明した関連動画にも興味が広がるけれど、英語力のなさで挫折。。

返信する

008 2019/11/15(金) 20:10:49 ID:3LSloJQMwU
これか   

返信する

009 2019/11/16(土) 14:19:21 ID:rZMG68tGYo
3万度超で、電子機器大丈夫なの?

返信する

010 2019/11/16(土) 20:20:01 ID:n/xIrvh51o
ほぼ真空で密度が低いから熱容量は低いのかな。

返信する

011 2019/11/26(火) 19:43:57 ID:W8j3PEzD4Y
>>6
魔貫光殺砲みたいだな

返信する

012 2019/12/15(日) 00:59:44 ID:HWs.0k7H5s
これが地球型生命体以外が存在する理由。
酸素を吸って二酸化炭素を出して稼働する生物はこのヘリオスフィア内部だけ。
外宇宙には、岩を吸って呼吸する生命体もいる。
そして相対性理論が通じるのもヘリオスフィア内部だけ。

返信する


▲ページ最上部

ログサイズ:7 KB 有効レス数:12 削除レス数:0





ニュースIT・科学掲示板に戻る 全部 次100 最新50

スレッドタイトル:星間物質は3万度超、ボイジャー2号が初の直接観測

レス投稿

未ログイン (ログイン

↑画像ファイル(jpg,gif,png)