重症熱性血小板減少症候群患者に対するファビピラビルの治療効果  致命率は31%→17.3%に改善


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001 2021/02/25(木) 04:35:39 ID:dkHwmdOXFY
重症熱性血小板減少症候群(severe fever with thrombocytopenia syndrome, SFTS)はブニヤウイルスであるSFTSウイルス[ダビエバンダウイルス(Dabie bandavirus),
フェヌイウイルス科バンダウイルス属]によるウイルス性出血熱に分類されるべき全身性ウイルス感染症です.マダニ(日本ではフタトゲチマダニとタカサゴキララマダニ)が媒介する感染症で,中国,韓国,日本,台湾,ベトナムで患者が報告されています.

日本では西日本で多くの患者が報告されています.近年,日本ではSFTSウイルスに感染してSFTS様症状を呈するネコからSFTSウイルスに感染してSFTSを発症したり,
死亡したりする患者も報告されています.日本での詳細な疫学調査研究では,一つの研究では致命率は31%,もう一つの研究でのそれは27%です.特異的治療法開発が課題です.
これまで,抗ウイルス薬ファビピラビルがSFTSウイルスの増殖を抑制することが報告されていました.そこで私たちはSFTS患者にファビピラビル投与による治療を実施し,
有効性と安全性を調べる医師主導型臨床研究を実施しました.23名のSFTS患者に対してファビピラビル治療(第1日目には1800mgを1日2回,
続いて1日に800mgの1日2回経口投与を計7-14日間)を実施しました.19名の患者は後遺症なく回復し,残念ながら4名の患者が死亡し,致命率は17.3%でした.

https://www.niid.go.jp/niid/ja/basic-science/virology...

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002 2021/02/25(木) 13:52:48 ID:zFh8Wv9CdQ
この感染症はなぜか高齢者ばかり死んじゃう。
ダニが媒介するウイルス感染症だから、ジジババぐらいしか山に入らないからだと思っていたが
そうでもないようだ。
犬にも感染する。

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スレッドタイトル:重症熱性血小板減少症候群患者に対するファビピラビルの治療効果 

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