量研 超高純度リチウムを輸入価格より安価に回収することに成功


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001 2021/12/29(水) 23:19:49 ID:gOuW6noEj6
国立研究開発法人 量子科学技術研究機構(量研)は12月7日、使用済みのリチウムイオン電池から99.99%という超高純度でリチウムを回収できる装置を開発したことを発表した。

国内では、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けてEV(電気自動車)のますますの普及が予想されているが、リチウムイオンバッテリーの需要の急拡大により2027~2030年頃にはリチウムの確保が困難になると予測されている。この問題への対策としては、使用済みLIB(リチウムイオンバッテリー)のリサイクルが最も有力だが、既存の技術ではコストが高すぎるのもまた現状だ。

そこで、量研の量子エネルギー部門六ヶ所研究所増殖機能材料開発グループの星野毅上席研究員らの研究グループは、新開発の高性能イオン伝導体を20枚積層してリチウムを回収する装置を開発し、リチウム回収コストの評価を実施した。同機構の方式は、使用済みリチウムイオンバッテリーを加熱処理(焙焼)して得た電池灰を水に浸し、溶け出したリチウムイオンを分離膜で精製するというもの。

試験装置では14日間の稼働で、この電池灰浸出溶液に含まれるリチウムの約8割に当たるリチウムを回収することができたと発表。試算によると、2020年度貿易統計によるリチウムの輸入平均価格(1kgあたり1287円)を下回る製造原価で回収できることがわかったという。さらに、高濃度リチウム原液を作れば輸入価格の半値以下での回収も見込めるという。

現在、リチウムを100%海外輸入に頼っている日本においては、本成果は国内資源循環への展望が拓かれる。またリチウムは核融合の燃料ともなるため、リチウム資源の安定確保は、核融合エネルギーの早期実現に向けた重要な課題となる。
https://chizaizukan.com/news/59X1EudlXpBOuZFeQnqk1Z...

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002 2021/12/30(木) 02:39:42 ID:wCMnoTSw1s
おおっ一杯飲んでるのでよくわからんが良いことなのだな、、、、
でかした、よくやった、、座布団10枚の世界だ、おじさんうれしいぞ。
よってもうちょっと飲むぞ、今日正月休みに入ったのだ、
リチウムをつまみにして飲めればうれしいかぎりだ。

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