ガソリンより4割安い?南米ではとっくにバイオ燃料が普及済み


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001 2023/10/07(土) 22:50:05 ID:.YybmJHnug
日本でも高値が続くガソリン価格。政府の補助金が拡充され、値下がり傾向ではあるもののレギュラーガソリンの小売価格は1リットルあたり179.3円(10月2日時点:全国平均)で、ドライバーへの負担がのしかかります。

一方、日本からみると地球の反対側、ブラジルではなんと4割も安い価格の燃料が手に入ります。それは世界から注目される植物由来のバイオ燃料。その最前線を追いました。

ブラジルのガソリンスタンドを訪れると、必ず目にする「エタノール」の文字。サンパウロ中心部にあるガソリンスタンドでは、ガソリンが日本円で1リットル6.3レアル、186円あまりですが、エタノールは3.9レアル、日本円で115円程度。ガソリンに比べて、4割ほど安く販売されています。(10月5日時点)

ガソリンスタンドで「エタノール」というのは日本ではあまりなじみがないですが、「バイオエタノール」とも呼ばれ、植物由来の燃料です。ブラジルでは原料となっているのはサトウキビです。

取材したガソリンスタンドによりますと、原油価格の上昇を受けて、このところバイオエタノールを選ぶドライバーが急増しているということです。

ドライバー
「エタノールを給油しました。価格が安いのがいいですね。植物由来で環境に優しいだけ でなく、財布にも優しいのがありがたいです」

◆過去の苦い経験から政府が決断

ブラジルでは各地でバイオエタノールの原料となるサトウキビ畑を見ることができます。サンパウロ市の近郊でもサトウキビ農場があちこちに広がっています。

取材で訪れたときは、専用の収穫機がバサバサと音を立てながら、高さ3メートルほどに育ったサトウキビを刈り取っていました。

なぜ、ブラジルではバイオエタノールが普及しているのか。それは過去の苦い経験がきっかけだといいます。1970年代の石油危機。当時、石油資源を輸入に頼っていたブラジルは、燃料価格の高騰に悩まされました。

この危機をきっかけに、エネルギー源を自国で生産しなければならないと考えたブラジル政府は1975年に「プロアルコール」と呼ばれるキャンペーンを始めました。石油の輸入を抑制するため、石油に代わる燃料として、自国のサトウキビからつくる「バイオエタノール」を普及させようと決断したのです。

そのためにエタノールの買取価格を保証したり、生産工場の設置を促進させるなどして、エタノールの原料となるサトウキビの生産を大幅に増やしました。

その後、原油価格の下落や、海底油田の発見などで、ブラジル政府は1990年代後半にプロアルコール政策を転換。エタノールの生産や価格設定に政府が関与しない形となりました。一時はエタノールの利用が減りましたが、2003年にガソリンでもエタノールでも走行できる「フレックス車」の発売をきっかけに、再び注目され、エタノールの需要が拡大しました。

◆環境にもやさしい

バイオエタノールは脱炭素にもつながっています。バイオエタノールで走る車は二酸化炭素を排出しますが、原料であるサトウキビは成長過程で光合成により二酸化炭素を吸収しています。その分が相殺されるため、脱炭素にも貢献するというわけです。

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002 2023/10/07(土) 22:52:23 ID:.YybmJHnug
◆海洋汚染や食料価格への影響は?

一方、環境団体などからは、サトウキビの生産で大量の水を消費することや、過剰な化学肥料が地下にしみこみ、海の汚染につながることなどへの懸念の声が上がっています。また、サトウキビの生産が拡大することで、トウモロコシなどの栽培面積が減って食料価格が上昇する懸念も指摘されています。

ブラジル政府は環境などへの悪影響を防ぐため、サトウキビ栽培の区画規制を導入。アマゾンの熱帯雨林などでの栽培を禁止しています。サトウキビの栽培面積はブラジルの広大な国土でみると1%以下で、食料価格などに影響を与えることはないと説明しています。

◆フレックス車とは(画像はホンダのフレックス車)

さて、さきほど触れたガソリンでもエタノールでも走行できる「フレックス車」。2003年に世界で初めてブラジルで導入されました。

どんな仕組みかというと、燃料タンクのエタノール量を把握して制御するシステムが組み込まれます。ただ、追加の費用負担は小さく、また、ガソリンとエタノールの比率をドライバーが変えることができます。つまり、ガソリンだけ、エタノールだけ、あるいは混ぜて走る、状況に応じて自由に比率を変えて走行できるため、人気を集めています。

ドライバーは、価格は比較的高くても燃費効率が良いガソリンか、燃費はよくないものの、価格が安いエタノールか、そのときの価格や使用条件(市街地か高速道路利用か)などに応じて選ぶことができます。

現在、ブラジルでは、ガソリンだけで走る車のシェアはわずか2%。一方、「フレックス車」は77%と圧倒的です。

以下ソース
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_new...

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003 2023/10/08(日) 00:10:40 ID:.szf72aYvA
日本でもバイオ燃料は一時期あったよ。

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004 2023/10/08(日) 01:26:04 ID:H4xOjDmmMc
日本は資源がない 何もない国ってよく言うけど
明治以降 石炭が九州と北海道でそれこそ腐るほど取れた。
おかげで蒸気機関で列車、工場、発電所 等全てが動かせた。
次の資源はメタンハイドレート等いろいろあるんだろうが全て開発を抹殺されてる。

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005 2023/10/08(日) 02:23:06 ID:/qGAPDxQIk
日本でもとっくにやってるし、耐アルコールでない燃料パイプの車は
強制リコールで交換させられ、今は全車アルコール燃料対応。

https://www.nagoyatv.com/news/?id=01917...
https://www.kure.com/hot_column/vol042...
https://bestcarweb.jp/feature/column/28943...
https://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=289...
https://www.kuruma-sateim.com/eco-car/ethanol-gasoline...

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006 2023/10/08(日) 05:56:28 ID:mp.WD3mUh6
https://newswitch.jp/p/3337...
ソルガム燃料とか早く普及しないかな

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007 2023/10/08(日) 06:03:26 ID:Cw.XMnlY2o
単純にエタノールとガソリンの1L当たりの値段を比較するんじゃなくて、
税金とか1L当たりの燃費とかも合わせて比較しないと本当に安いのかどうか分からない

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008 2023/10/08(日) 06:40:52 ID:PhPvCf.sns
日本でやったとしても税金たっぷりで、値段はたいして変わらないってことになりそう。

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009 2023/10/08(日) 09:24:46 ID:hGCTZ.nFDI
日本のガソリンはアメリカの次で世界で二番目に安いことをわかってないからこういう頓珍漢なこと言う

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010 2023/10/08(日) 09:38:51 ID:mp.WD3mUh6
日本でエネルギーの自給自足ができねえかな

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011 2023/10/08(日) 18:34:50 ID:HwAd7toolM
太陽光と風力と地熱でメタンを生成すればいい
だがどれも設置しようとすると環境ガーと反対される

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012 2023/10/08(日) 21:39:46 ID:/.o/wWg4ZY
資源インフラとしての石油精製事業者の事業への影響を考慮し、ハイオクと同等価格となるよう税金で調整します。

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013 2023/10/08(日) 23:52:42 ID:I8efdyla2o
積載性を犠牲にできるのなら、ガソリンじゃなくタクシーと同じガス使えば相当効率いいし安い。

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014 2023/10/09(月) 05:01:13 ID:eVzi6Pl6dg
本来食料生産に使われるべき耕作面積が消費されるので、農作物が値上がり飢餓人口が増えるけど、エコのためならしょうがないよね。

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015 2023/10/09(月) 08:51:29 ID:Ph7RjuBW5M
>>8
まさに税金の問題で価格が下げられない。
業者がガソリン税の対象外だと課税せずに価格を下げて販売したら脱税で告発されて、
結果裁判で負けて倒産している。

バイオエタノールの問題は製造原価にもあって、サトウキビから製造すると原価がかかる。
石炭や石油に触媒下で水素ガスを吹き付けて製造するほうが遥かに安い。

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016 2023/10/09(月) 10:44:19 ID:XP9Hpr4t8s
まえの原油高騰の時もこれもてはやして、結果、食糧向け穀物の高騰招く大混乱
シェール革命の手助けでどうにか収まったが、結局南米でしか根付かなかった話でしょ。

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017 2023/10/14(土) 09:46:57 ID:2RLMKo4TsA
サトウキビから粗糖を作って、それを酵母菌を使ってアルコールを作る。
おおよそ、20%ぐらいのアルコール濃度になると酵母が死んじゃう。
その原酒を今度は蒸留釜を使って蒸留して90%前後のアルコールまで濃縮する。
時間と手間とエネルギーが原油からガソリンを生成するよりもかかるから、
環境にはやさしくないだろうな。

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018 2023/10/14(土) 12:34:24 ID:uoKgi/0DO6
エタノール燃料の主流のE10なんてガソリンにエタノールが10%混ざってるだけだからな。
それ以上だと大幅に改造した車両じゃないと対応できない。

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019 2023/10/14(土) 17:33:24 ID:X/w0I.3Hw2
>>17
製造に必要なエネルギーはサトウキビの搾りかすを燃料にすることで十分賄えるらしいわ

「サトウキビを原料としたエタノール生産工程において特筆すべきは、副産物であるサトウキビの搾り滓(バガス)と蒸留廃液(ビナス)の利用である。バガスは主として植物繊維であるが、サトウキビの処理工場では熱源の燃料として活用されている。バガス(搾り滓)の燃焼によって得られるエネルギーは精糖およびエタノール生産工程に必要なエネルギーを超えており、自家発電装置を備えたエタノール工場の中には地元の電力会社への余剰電力の売電によって収入を得ている所もある。」(ウィキペディア)

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020 2023/10/18(水) 15:41:11 ID:CKlFNXPBvM
こういうスレって必ず>>9のような頓珍漢なこと書く人いるよね
たぶん自分が一番物知りで頭が良いと思ってるんだろうな

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