ヒトiPS細胞から卵子と精子のもとを大量作製 京大


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001 2024/05/23(木) 18:26:44 ID:wVIRPQAt7k
 命の誕生をめぐる研究が基礎研究から生殖医療研究に向けさらに踏み出した。ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を利用して卵子と精子のもとになる生殖細胞を大量に作製することに成功したと、京都大学の研究グループが20日付の英科学誌「ネイチャー」電子版に発表した。培養当初の細胞数を100億倍以上も増やすことができるという。精子や卵子ができる仕組みや不妊症の原因などの解明、生殖医療を進めるうえでの研究成果と期待される。

 ただ、ヒトの卵子や精子を実際につくって生殖に使う段階までには技術的、倫理的に重要な課題が多くあり、生殖医療応用までにはまだ距離がある。現在iPS細胞を使った受精卵操作は国の指針で禁止されている。今後さまざまな観点から議論が予想される。

 斎藤教授らの研究グループは今回、ヒトiPS細胞から始原生殖細胞に似た細胞(ヒトPGCLCs)を独自の方法で作製。ヒトの体内にあって骨形成にも関わるとされるタンパク質の一種「BMP2」をこのヒトPGCLCsに投与して培養した。

 その結果、約2カ月で卵原細胞と前精原細胞を作り出すことに成功した。さらに染色体数を安定させ続けるなどの条件下で約4カ月培養を続けると細胞数は100億倍増えたという。今回の研究成果で大量に前精原細胞や卵原細胞を作製できる手法が確立した。大量にできることで実験が飛躍的にしやすくなった。このため生殖細胞研究が進展すると期待されている。
https://scienceportal.jst.go.jp/gateway/clip/20240522_g01...

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002 2024/05/23(木) 19:14:02 ID:62NwW1DP0.
ここから卵子、精子を作って受精したら誰のDNAを受け継ぐんだ?

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003 2024/05/24(金) 22:55:58 ID:OcUkiqWRmI

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