トランプ勝利、ソーシャルメディア分析サービスは把握していた


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001 2016/11/14(月) 23:10:07 ID:WEvP3Z7Nc6
数々の世論調査の結果、民主党候補のヒラリー・クリントンがアメリカ大統領選で楽勝すると思われていた
が、今となっては世論調査の予測モデルに問題があるのは明らかだ。現在データサイエンティストが大慌てで
その原因を探っている一方、ソーシャルメディア分析サービスを提供する企業の多くは、彼らの方が上手く現
実を把握できていたと共に、彼らはドナルド・トランプが選挙で勝つ可能性があるとずっと前からわかってい
たと謳っている。

「主要ソーシャルメディア上での、両候補者の選挙活動をモニタリングしていたアナリストは、数ヶ月前から
今回の選挙の結果を予測できていました。さらに彼らは、しきりに膨大な数の浮動層がトランプを支持しはじ
めていると話していました」とSocialbakersでソーシャルメディアアナリストを務めるPhil Rossは話す。

さらに彼は「ソーシャルメディアアナリストたちは、どの世論調査も投票前の実情を反映できていないと主張
し続けてきました」と付け加える。

クリントン陣営は、トランプ陣営よりも多くのテレビ広告を打ち、各地で地方事務局を立ち上げたほか、意見
が割れている州にはトランプ陣営よりも早くスタッフを送り込んでいた。一方トランプ陣営は、支持者にメッ
セージを届け、さらには支持層を拡大するにあたり、ソーシャルメディアを上手く活用していた。

また、トランプは”any press is good press(どんな評判であっても話題になるのは良いこと)”という古い
ことわざの通り、露出増加による恩恵も受けていたようだ。

10月7日にトランプの女性蔑視発言が明らかになり、投票結果への影響が心配されていたが、Socialbakersに
よれば、選挙日までの間に、この事件が他のどんな戦略よりもトランプの名前をソーシャルメディア上で広め
るのに貢献していたことがわかっている。

また、調査会社の多くは、選挙期間中に、ソーシャルメディア上のトランプのメッセージに反応する浮動層の
数が増加していることに気付いていた。

もちろん当時は、ソーシャルメディア上でのエンゲージメントが実際の投票に影響を与え、トランプが大統領
になる可能性が出てくるなどということはわかっていなかった。

以下ソース
http://jp.techcrunch.com/2016/11/12/20161110social-medi...

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002 2016/11/14(月) 23:16:58 ID:WEvP3Z7Nc6
結局、ソーシャルメディアユーザーの多くは、重要な問題に関して自ら声を挙げることは少なく、それがソー
シャルメディアの批判の原因にもなっているのだ。

専門家は長い間、ソーシャルメディア上でのエンゲージメントは、せいぜい人々の関心を高めるくらいで、具
体的な変化を生み出す力までは持っていないと考えていた。

最近の例で言えば、Facebook上で起きたダコダ・パイプラインに関するアームチェアー・アクティビズム
(ソーシャルメディアなどインターネット上だけで行われる社会的・政治的活動)を専門家はバカにしてい
た。これは、Facebook上でStanding Rockにチェックインすれば、ノースダコタ州で抗議活動に参加してい
る人を警察の捜査から守ることができる(本当は何の効果もない)と書かれたポストからはじまり、そのポス
トが急速に広まった結果、Standing Rockにチェックインした人の数は100万人を超えた。

つまり、選挙結果が出るまで、ソーシャルメディア上のライクやシェアがトランプ票につながるとは誰もわ
かっていなかったのだ。特に、世論調査の結果がその逆を示しているとすれば、なおさらだ。(コピペはここ迄)

以下ソース
http://jp.techcrunch.com/2016/11/12/20161110social-medi...

返信する

003 2016/11/17(木) 12:36:55 ID:BpVvsDxw7w
これは後出しジャンケンのにほひプンプンだね。
「可能性」は誰だって感じていた。問題はそれがいつ実現するか?
ようは、多少見識のある向きも、現状の不満に批判票でぶつける。
それがトランプ指示でも構わないくらい恨みがましかった。
っつーのは従来のデータ分析には出ないぞ。イギリスの件だってさ。

こういう匿名掲示板で、オフではリベラルな言動をしている人物でも
結構な差別排外発言をすることがある。ということが、snsのごく初期にすでに起こっている。
90年代終わり頃、バークレイのコミュニテイで、ひとりの女性会員に中傷が行われた。
犯人は意外にも世話人の弁護士で、その処遇をめぐって議論が行われ
コミュニテイをより成長させるために、忍耐寛大猶予の処置に至った経緯が注目されたんだが、
互いに見識のない集団がコミュニテイを作っていく上での知見として「コンピュータ通信」のバイブルになった。
ちっと話がずれたが、
そういう人物まで逆上して投票してしまういわば「社会転覆の閾値」を計算できるアルゴリズムはまだない。

そういう事態のささやかな出現として、注目すべきだがね。
未来がますます不安定になっている。

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004 2016/11/17(木) 15:52:25 ID:ClWFayoMm6
世論調査にはタテマエで答えて、ソーシャルメディアにはホンネを呟く
トランプ支持を表明すればバカと同一視されかねない今回の大統領選では
このバイアスが強く働いて、従来のデータ(世論調査)が裏をかかれるハメになった

このようなホンネとタテマエの乖離度をより正確に推し量ることができれば
ソーシャルメディアの動向も踏まえたより正確な予想が可能になると思われる

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