産総研、AI特化のスパコン開発に着手 深層学習で世界一狙う


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001 2016/11/26(土) 11:18:03 ID:n.gUkuPKDo
経済産業省所管の国立研究開発法人、産業技術総合研究所(産総研)が人工知能(AI)の中核技術、「ディープラーニング(深層学習)」の
演算能力で世界一を狙うスーパーコンピューターの開発に乗り出したことが分かった。

産総研の担当者などが明らかにした。新型スパコンはAI技術を必須とする自動運転など最先端の産業技術開発を促進する役割が期待されている。

スパコンのハードウェアと収容する施設、研究用の設備も含めた事業費は195億円。10月成立した2016年度第2次補正予算に計上された
国費を投じ、2017年度の稼働を目指す。

産総研が開発するのは「人工知能処理向け大規模・省電力クラウド基盤(ABCI=AI Bridging Cloud Infrastru
cture)」。深層学習の演算性能で130ペタフロップス(ペタフロップスは毎秒1000兆回の浮動小数点演算能力)を目指す。

AIに特化したり、深層学習の計算能力を数値目標に掲げているコンピューターでは世界最高水準となる見通しで、産総研情報・人間工学領域長の
関口智嗣氏はロイターに対し「我々が把握する限り、この規模だと世界的にみてもないと思う」と述べた。

政府が国家プロジェクトとして開発を推進したスパコン「京」や、その後継機として文部科学省主導で開発中の「ポスト京」は高速の科学計算がで
きる汎用型。これに対し、新たに開発されるABCIは各産業によるAI利用の推進やその支援を大きな目的に掲げている。

京は計算速度を競う「TOP500」で2011年に世界一に立ったが、現在は中国の「神威太湖之光」など海外のスパコンとのスピード競争で厳
しい状況に置かれ、直近では7位に順位を下げている。

政府はABCIへの予算投入を通じて、AI活用というより実利的な分野で世界的な優位性を確保したい考えだ。ポスト京もTOP500での速度
競争に積極的には参戦せず、「実用で京の100倍の成果を出せる性能を目指す」(開発担当の理化学研究所)と、従来の開発方針を転換させている。
http://jp.reuters.com/article/sansoken-idJPKBN13K0T...

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002 2016/11/26(土) 22:08:01 ID:cQyBcez3Vw
周回遅れのチャンコロなどほっといていい。

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