船陸間の高度通信実験に成功した日本郵船とNTT「自律運航船」に一歩


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001 2018/03/01(木) 08:57:14 ID:Z2u4/j46Mw
 海運業の世界にも広がりをみせようとしているのが、あらゆるモノがインターネットにつながるモノのインターネット(IoT)関連技術だ。航海中の船の膨大な情報を統合して管理し、生かしていくことで、船の安全運航や船員の負担軽減につながると期待されている。

 そうした中、国内最大手の海運会社、日本郵船とNTTが、船−陸間の高度な通信実験に成功したと発表した。陸にいればストレスなくつながるのが当たり前となっている通信だが、航海中の船には、地上のように緻密な通信インフラはない。

 これまで、航海中の船での情報管理ソフト更新は難しく、船がどこかの港に停泊しているときに限られていた。このため、航海中に多少の不具合が見つかっても、次の接岸まで待つようなこともしばしばだ。

 一番の大きな理由は通信環境が弱いことにある。たとえば15分の動画(125メガバイト)を受信する際、地上の通信速度(1ギガバイト)では1秒程度で済むが、同速度が約1000分の1の船上では16分半もかかる。

 このほか、安全上の不安もある。情報管理ソフトを航海中の船で更新して、万一、その間のデータが失われるようなことになれば、船の運航に差し障ることにもなりかねない。

 一方、船のIoT確立には地上との安定通信の確保が欠かせない。将来的に、人手を最小限にできる自律運航船の夢をかなえるためには、船の運航に関する情報が船−陸間や船−船間で双方向に飛び交う状況となることが必須となる。今回のソフト更新実験は、「基本中の基本」の技術確立の第一歩なのだ。

 川村所長は「データ送信で、近海での携帯電話回線と衛星電話回線の使い分けは、回線使用料というコストと、データを安全に送受信する信頼性の見合いで決まる。それを自動で判断するのが、われわれ『回線屋』の腕の見せ所」と笑顔を見せる。

 NTTはスペイン・バルセロナで2月26日から開かれる世界最大級の携帯端末展示会「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」で、「エッジコンピューティングを活用した船の運航管理」研究として、今回の共同実験の成果を展示。

 両社は3〜4月ごろに日本郵船グループ所有の外航コンテナ船で、4〜5月ごろにはNTTグループ所有の海底ケーブル敷設船で、同様の実験を行う予定だ。
http://www.sankei.com/premium/news/180301/prm1803010...

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002 2018/03/01(木) 09:00:02 ID:57UCsQYt0M
瀬戸内海航行のフェリーでさえ船のWifi経由の通信が殆ど使い物にならない

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003 2018/03/01(木) 09:11:43 ID:1iER7m00yo
この技術が実用化する前に、コッチの低軌道衛星で安い衛星通信が普及しちゃいそう。
bbs143.meiwasuisan.com/newsit/1519328119/

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004 2018/03/01(木) 12:36:30 ID:0.IL7W.Cxo
航海中の船に膨大な情報があるとは思えない。
情報が有ればどうして船員の負担軽減になるんだか良く解らない。

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005 2018/03/01(木) 14:16:29 ID:szShdPNz3o
>>4
船が膨大な情報を持っているんじゃなくて、
気象・海象、港湾情報、積載貨物情報その他、外から船に伝えられる情報と、
船のコンディション、航海中海域のコンディション等、船の持つ情報を統合して運航するんだよ。
この記事の文章を書いた記者が、作文下手糞。

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