美術館で展示の岩石に2.2億年前の「魚竜」化石…岡山理科大チームが発見
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001 2025/06/30(月) 05:30:08 ID:tnXaIRiaCo
岡山県高梁市で30年以上前に採集され、地元の美術館で展示されていた岩石に、約2億2000万年前のものとみられる海の 爬虫 類「 魚竜 」の化石が含まれていることがわかった。岡山理科大(岡山市)などのチームが29日、発表した。魚竜類の化石の発見は西日本で初めてという。チームは「魚竜類の進化をたどる上で重要な資料」としている。
チームによると、魚竜類は恐竜が栄えた中生代に海に生息していた 爬虫 類の一種。マグロやイルカなどの形に近いとされ、遊泳能力が高く、爬虫類が陸上から海へ移行する転換期の生物とみられている。
同大の加藤敬史教授(古生物学)が2023年7月、高梁市成羽美術館で中高生に展示物の化石について解説していた際、中生代に生息していた「モノチス」という二枚貝類の化石が含まれた岩に、脊椎動物とみられる骨の化石があることに気づいた。
その後、福井県立恐竜博物館などと共同研究を始め、コンピューター断層撮影法(CT)で内部を撮影し、分析。その結果、計21点の骨の化石があり、細長く、やや湾曲している肩甲骨や 肋骨 の両側面に溝があることなどの特徴から魚竜類と確認した。
チームによると、これまで宮城県で発見されたという報告が複数あるという。
岩石は、高梁市内で採集され、1994年から同美術館に収蔵されている。加藤教授は「貴重なものが入っていないかと40年以上様々な標本を見続けてきたが、こういう体験は初めてだ」…以下ソース
https://www.yomiuri.co.jp/science/20250629-OYT1T50032... この岩石は幅59㌢、奥行き34.5㌢、高さ26㌢の泥質砂岩。後期三畳紀の示準化石となっている2枚貝「モノチス」の化石標本として、高梁市成羽美術館で展示されていました。1994年に新築開館する前の旧館時代から既に展示されていたといい、産地は高梁市であるとの記録が残っていました。
2023年7月26日、加藤教授が旧知の福井県立恐竜博物館の湯川弘一研究員とともに中高生を対象にした授業で、地層や岩石などを調べる野外実習をしている中で、同美術館化石展示室での講義中、ふと目をやった岩石の側面に大きめの骨片が含まれているのを発見。「わっ、骨じゃ!」。よく見てみると「海綿骨が多くて緻密骨が極めて薄い。海生適応した爬虫類か」。古生物学が専門の加藤教授はこう考えました。
この中に一体どれぐらいの化石が埋まっているのか――。化石を含む部分を厚さ約14㌢の板状に切断して福井大学医学部のエックス線CTで調べたところ、肋骨や椎体、肩甲骨など21点の骨片を確認。研究の結果、①椎体が薄いうえ砂時計のようにくぼんでいる②椎体に二つの肋骨関節面がある③肋骨に溝が入って断面がヒョウタン型である④肩甲骨がくびれて細長い――という特徴が判明したため、魚竜と特定しました。
https://www.ous.ac.jp/topics/detail.php?id=559...
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002 2025/07/03(木) 18:21:09 ID:HANjoWZN1U
003 2025/07/06(日) 00:14:54 ID:nhvQVTO5kI
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