GHQ占領下に消えた3年限りの「天才教育」 横並び主義幕開け


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001 2025/07/29(火) 12:09:58 ID:81BtLnM2.I
「あの教室で出会った友人は一生の宝だ」。国民服を着た少年が並ぶモノクロの集合写真を見つめながら、春田博(93)は回顧する。大手時計メーカーのシチズン時計で社長を務めた春田は80年前、科学に特化した英才教育を受けた。特別科学学級は1945年、政府の「戦時英才教育機関設置に関する建議」に基づき東京・金沢・京都・広島に開かれた。圧倒的に優勢な米国へ反転攻勢をかけるため、「我が国科学技術の飛躍的向上を図る」という思惑を秘めていた。「科学に関して高度の天分を有する」という入学条件を満たした生徒たちは勤労動員を免除された。期待されたのは新兵器を開発できる頭脳。当時の新聞は金沢での始業式を「起せ科学の神風」との見出しで報じた。数学教育史が専門の奈良学園大准教授、田中紀子は「科学に特化した英才教育の展開は日本の歴史で他に例がないとみられる」と指摘する。田中が収集した文献や元生徒の証言は、高度な理数系教育に取り組んだ学舎(まなびや)の様子を浮かび上がらせる。ある生徒は「(中学1年にあたる)最初の日は『剰余の定理』から始まった」と日記に書き残していた。現在の高校2年生が学ぶ内容だ。「テイラー展開」など、大学数学レベルの課題に触れていた形跡もある。松下電子工業(現パナソニックホールディングス)元役員の米田彬(92)は春田とともに金沢で学んだ。教員は「将来、外国の科学者と議論する必要がある」と英語の習得を求めた。仲間と遊びで制作したラジオはものづくりや通信への興味を呼び起こした。京都の学級は月〜土曜に加え日曜も隔週で授業し、時数の半分以上は理数科目。学習進度が速い一方、自由に研究・考察する時間もあったという。田中は「現代の教育現場で重視される『探究的な学習』が取り入れられていた」とみる。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD101R30Q5A610C2...

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007 2025/08/04(月) 06:13:59 ID:9141oSBl3Y
基礎学力の向上目的?で、要も無いのに「Fラン大」の乱立で低レベルの「学士」さま だらけぇ~w

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